整体などの手技療法で最大限の治療効果を得るコツとは

最初は詰めて通うことで治療効果を得る

整体やカイロプラクティックなどの手技療法を受ける場合は、少なくとも最初の2〜3回は詰めて通うのがポイントです。

 

そもそも「治療院に行こう」と思い立つほどの自覚症状がある人は、すでに慢性的にこじらせている場合がほとんどです。

 

体は悪いところがあると、その場所をかばおうとして他の所を歪めてバランスをとっていきます。

 

体力のある人ほど、そのカバー力が顕著に現れて「体力があるから治った」ように思えるのですが、体力があるがために、他の部分が頑張って悪いところをカバーして「症状を感じなくなっている」だけの場合が多いのです。

 

何年もかけて何重にもカバーを重ねていき、ある時、何かのきっかけで体力が落ちて、かばう力が乏しくなると、日常生活が困難になるほどの症状を感じるようになります。

 

 

その頃には、脳と体は「悪い姿勢」が「正しい姿勢」だと認識するようになっていて、悪い姿勢でいるほうが楽に感じるようになっています。

 

矯正して正しい状態に導こうとしても、脳と体は「変だ」「落ち着かない」と感じて、すぐに元の悪い(楽な)状態に戻ろうとします。

 

 

紙をクルクルと丸めた状態で長い間固定していると、開いて伸ばそうとしても丸まってしまいますが、体も長い間、悪い癖がついていると、その癖をとるのに時間がかかるようになります。

 

こじらせている人ほど「悪い状態に戻ろう」とする力が強いので、最初の矯正を受けてから間を空けてしまうと、次に来院した頃には、最初の状態まですっかり戻ってしまい、前回やったのと同じ内容の治療に時間を割いてしまうことになります。

 

 

体が悪い状態に戻るよりも早く来院すれば、どんどん次のステップに治療を進めていけますので、特に最初の2〜3回は、3日〜1週間おきぐらいの間隔で詰めて通ったほうが、効率的に治療を進められます。

強い矯正は逆効果なので注意

自分の体力に合わせた治療を選ぼう

 

治療を受ける時、誰しもが「早く良くなりたい」「症状を早く取り去りたい」と思うものですが、長い時間をかけて悪くなった体は、そう簡単には良くなりません。悪くなったのと同じ、もしくはそれ以上の時間をかけて回復していきます。

 

早く良くなりたい一心で、自分の体力に見合わない刺激の強い治療を受けてしまうと、体力を消耗して完全に逆効果になってしまいます。

 

これは病院で受ける先進医療だろうと、代替医療だろうと同じです。

 

抗生物質や抗がん剤などの強い薬が、悪い菌(細胞)も良い菌(細胞)も攻撃し、滅ぼしてしまうのと同じように、強い治療はそれだけの代償を支払うことになります。

 

 

 

体は回復するためにも「体力」を使います。

 

手技療法でも、刺激の強い治療法は、受けるだけでかなりの体力を消耗してしまいますので、回復するための体力の貯金まで使い果たしてしまいます。

 

結果的に「疲れただけ」で終わってしまったり、運が悪いと以前よりも体調が悪くなったりしてしまいます。

 

体力のある人は「ポキッ」と音を鳴らすような強い矯正でも効果を感じられるかもしれませんが、体力のない人は、なるべく刺激の少ない優しい治療法を選ぶようにしましょう。

 

 

 

「嫌な感じ」がしたら次はナシでいい

 

初回の治療を受けた時、明確な理由は分からなくても、何だか「嫌〜な感じ」がしたら、2回目の予約を入れるのはよく考えてからにしましょう。

 

 

体が弱っている時は、元気な時より心も敏感になっていて、自分に合う物と合わない物を感じ分ける能力が高まっています。

 

治療中の先生の行動など、何かが引っかかって腑に落ちないと、晴れやかな気分になれないし安心感も湧きません。そしてそれは「気のせい」ではない事が多いのです。

 

 

特に、治療中に「痛い」とか「怖い」などと感じた場面があったら、2回目は止めておいた方が無難です。

 

「痛い」「怖い」と感じると、防衛本能が働いて体に余計な力が入り、矯正が上手くいかないどころか、怪我をしたりします。

 

歪む原因があって歪んでいるのですから、無理に「痛い」治療をして強制的にバランスを整えても体はすぐに元の状態に戻ってしまいます。

 

「痛い」「怖い」治療は体力を消耗するだけで、何の解決にもなりません。

 

上手な先生は手際が良いので、患者が怖がる間もなくサクサク治療を進めていきます。

栄養面や生活習慣の改善など自分の努力も必要

手技療法に限らずですが、治療を受け始めて完治するまでにかかる時間は、患者の日常の行動が大いに影響します。

 

治療を受け始めた頃は先生に、

 

「どのくらいで治りますか?」
「何回くらい来れば良くなりますか?」

 

などと聞きたくなりますが、明確に「何回です」と答えられる先生はいないと思います。

 

患者の容態や体力は千差万別なので、施術する側も自分の経験値で答えるしかありません。

 

目安として「最低でも○回くらいはかかると思います」というような言い方になる人が多いでしょう。

 

患者によって回復力が違う上に、治るための努力も人それぞれバラつきがあるので、先生もアバウトにしか答えられないのです。

 

 

 

ただでさえ慢性症状は治るのに時間がかかるのに、当の本人が体を壊す前と同じような生活をしていたら、早く良くなるわけがありません。

 

 

体を治すのは先生ではなく自分の治癒力です。

 

自己治癒力を発揮するためには「体を作る材料」となる食事をしっかりと摂らなければなりませんし、悪い生活習慣を改めなければなりません。

 

寝心地の良い寝具を整えたり、常に姿勢を意識したり、足を組まないように気を付けたり、体に負担のかかる事を避けるなど、日ごろの努力の積み重ねで、完治までの期間や道のりが違ってきます。

 

 

どんなに腕の良い治療家でも患者の協力が無ければ、その力は発揮できません。

 

先生に任せきりにして自分は何もしないというのではなく「共同作業で体を治していく」ということを意識して努力すれば、治療効果もでやすくなり、早く元気になれます。

 

 

 

体の回復力を高めるには↓のページもご参照ください。
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