【テクニック別で検証する】 カイロプラクティックは危険なのか?・・・安全なのか?

主なカイロプラクティックのテクニック

一口にカイロプラクティックと言っても色々なテクニックがあり、似たような施術に見えるものから、全く別の治療法に見えるものまで様々です。

 

主なものだけでも、

@ ディバーシファイド・テクニック
A ガンステッド・テクニック
B トンプソン・テクニック(トムソン・テクニック)
C 仙骨後頭骨テクニック(SOT)
D ホールインワン・テクニック(アッパー・サービカル)(ターグル・リコイル)
E アクティベーター(アクチベーター)・メソッド
F アプライド・キネシオロジー
G アジャスト・インストゥルメント
H 頭蓋・テクニック
I マニピュレーション・テクニック
J ニモ・レセプター・テクニック
K ローガン(ベーシック)テクニック
L コックス・テクニック
M ピアーズ・スティールワゴン・テクニック
N メリック・テクニック

と、これだけ種類があります。

 

 

@〜Fまでは、当サイト管理人も受けたことのあるテクニックです。

 

@のディバーシファイドとAのガンステッドは、一般的なカイロプラクティックのイメージである、バキボキ系のテクニックです。

 

この2つは、指標や分析方法、矯正法などは全く異なりますが、素人には違いがよく分かりません。

 

私が行った治療院では、どちらも背中側の開く施術着に着替えて、先生がナーボスコープという機械で背中をツツーっとなぞり、神経の圧迫箇所を探したりしてました。

 

施術自体は、ディバーシファイドもガンステッドも体力のある患者に向いている施術だなと思いました。

 

 

カイロプラクティックの学校では、最初に基本としてディバーシファイドを習い、その後、コース別に分かれて何種類かのテクニックを体得するパターンが多いようです。

 

最近は、ひとつのテクニックや分析法にこだわるよりも、色々なテクニックを組み合わせて自分の治療法を編み出している施術者が増えている印象です。

 

 

以下↓は、プロ患者?の立場から調べたカイロのテクニックの詳細です。これからカイロプラクティックを受けてみようかな〜と思っている人は参考にしてみてください。

カイロのテクニックを微妙な画像でゆる〜く解説(-ω-)/

カイロプラクティックの画像を載せようと、著作権フリーの素材で漁ってみたところ、素人が見ても突っ込みどころ満載の画像ばかりでした(;'∀')

閲覧するだけなら、治療風景の画像や動画はネット上に溢れていますので、気になる方はテクニック名で検索してみて下さい。

ここでは、突っ込みどころ満載のフリー画像を使ってゆる〜く解説していきます。


バキボキ系の元祖ディバーシファイド


ディバーシファイドは英語で「多様な」「多角的な」という意味で、カイロプラクティックの創始者D.D.パーマーが行なった、最も古い基本テクニックです。


画像はトムソンテーブル(ベッド)に横たわっていますが、施術者の手の形からは、ディバーシファイドテクニックのマネのように思われます。

位置的には胸椎の調整をしているように見えます。(胸椎は12個あり、12番目は腰のすぐ近くです)

この状態で背中をゆっくり押されながら、「息を吸って〜 吐いて〜…」と言われて、脱力したところで「フンッ」と強く押されます。

そこで、背中が「ポキッ」と鳴ったり鳴らなかったりします。

この時に鳴る音は「骨の音」ではなく、関節の中の「滑液の気泡が弾ける音」だそうです。 ケンカのシーンなどで見られる指ポキと同じ原理で、毎回鳴るわけではありません。


海外の画像だからか、この子供に限らず靴を履いたままのモデルが多かったのですが、左右の足の長さを診るのも検査のうちですし、衛生面を考えても普通は靴を脱ぐと思いますが、欧米では違うのでしょうか・・・

このトムソンテーブルには色々と種類があり、胸部が左右に分かれている物もあります。
トムソンテクニックを使うわけでもないのにトムソンテーブルを置いている治療院もありますが、このベッドがあるだけで何か本格的な感じがしますね。


最高峰のテクニック?と言われているガンステッド


ガンステッドは、クラレンス・S・ガンステッドという人が創始したテクニックです。

「非常に習得が難しいテクニックだが絶大な効果がある」と、一部の人々の間では言われ、カイロプラクティックの最高峰とまで持ち上げられています。

しかし、カイロプラクティックはどのテクニックも奥が深く、極めるレベルまでの習得となると、どれも非常に難しいです。

それに、患者の症状や体質は千差万別なので、このテクニックだけが飛び抜けて効果が高いわけでもありません。


難しい話はさておき、ここでは患者の立場から、テクニック以前のツッコミをしてみます。


画像はあくまで「イメージ」です。

これは患者が椅子に座っているのでガンステッドで頸椎(首)の調整をしているフリだと思われます。(ディバーシファイドで頸椎の調整をする場合は患者はベッドに仰向けになるのが一般的です)

いかにも事故が起きそうな危うい感じですね。

調整を受ける際は、普通はメガネなどは外しますが…バッチリかけたままなのは、このモデルのこだわりかもしれません。

一番下の画像(赤ちゃんにアクティベータを施してる)のように施術者が指輪をしているのも、ちょっと不自然です。

患者の体に直接触れながら、手先の感覚に神経を注ぐ職業ですので、指輪や腕時計などをしている先生は殆どいないと思います。

治療を受ける際は、施術者も患者も余計な装飾品を取り外し、リラックスすることが事故を防ぐためにも大切です。


ガンステッドはレントゲン写真を元に分析しますが、日本では医師でないとレントゲンは撮れませんので、医師免許を持っているカイロプラクターか、提携している病院で撮ってもらいます。

あるいは、レントゲン以外の機器(コンピューターサーモグラフィー、ナーボスコープ)を使用して、神経系の分析をする所もあります。

また、ガンステッドは矯正する箇所によって、専用のベッドや椅子(ニーチェストテーブル、ペルビックベンチ、サービカルチェア)を使い分けたりします。

↑これらの小道具?の画像はマニアックなせいか素材サイトには見当たりませんでした。興味のある方は独自で画像検索してみてください。

ちなみに「ニーチェストテーブル」は、段差のあるテーブルに四つん這いになって施術を受けるのですが(お腹の部分が空洞になるため妊婦の施術がしやすいと言われている)、矯正で背中を押された瞬間にテーブルの淵に胸をぶつけるという事故が多いため、本場アメリカでも使用する人は減っているそうです。


ディバーシファイドもガンステッドも、上手な施術者は患者をリラックスさせたまま一瞬で矯正が終わるので、痛みも苦しみも感じません。

下手な施術者は患者を緊張させたまま矯正するので、キレも悪く恐怖感を与えます。バキボキ系の技で事故が多いと言われているのは、このようなパターンも加わるからでしょう。

痛みや恐怖を感じると自己防衛本能で患者の体に余計な力が入り硬くなります。そうすると上手く矯正できないどころか、逆に痛めたりします。


バキボキ系のカイロの長所?は、施術者が上手いか下手か、患者(素人)の立場からも分かりやすいという所でしょうか…(・ω・)

熟練した施術者は、問題のある箇所だけを軽い力で的確に矯正するので、患者によっては「ポキッ」とやられた瞬間にちょっとした爽快感を感じる人もいます。

しかし、下手な施術者は的外れな箇所を「バキッ」「ミシッ」と強く荒っぽく矯正するので、患者は恐怖と苦痛を感じやすいのです。

下手なのが分かりやすいので「もう来るの止めよう」という決断も下しやすいわけです。

これがソフト系のテクニックだと、下手な施術をされても分かりにくいので、様子見で何回も無駄に通ったり、気付かないうちに悪化させてしまったりします。


決して入門編ではないトムソンテクニック


バキボキ系ではないのに事故が多いと言われているのが、Bのトムソンテクニックです。このテクニックは、トムソンテーブルという特殊なテーブル(頚部・胸・腰・骨盤の位置が、それぞれ独立している)を使用します。


トムソンテーブルは色々と種類があります。
右の画像は胸部が左右に別れていないタイプです。

患者がうつぶせに横たわってからテーブルを水平に倒して調整を受けます。

患者の体の上から軽い力を加えるだけでテーブルの各箇所がわずかに落下し、狙った場所に高速低振幅の動きを与えることができます。

「体力がない施術者でも治療が可能」などと、カイロプラクティックの入門テクニックのように言われていますが、実際は体力も瞬発力も必要ですし、分析に関しても奥が深いテクニックです。


そもそもカイロプラクティック全般が奥が深いのですが、このテクニックはカイロの学校などで何故か入門編のように扱われていることが多いので、そういう意味で危険です。

「入門テクニック」だと思っている施術者に当たると、体を壊されるリスクが高いです。

左右の足の長さを分析して調整しますが、両方の足の長さをただ揃えればいいというものではなく、なぜ片方が短くなっているのかを分析しなければなりません。

その分析が正確に出来ない人が多いので、その場だけ足の長さが揃うように治療しても、数日たてば元に戻ってしまいます。

間違いに気付かず、何度も同じ調整をして患者の体に負担をかけたり、バキボキ系のテクニックほど恐怖感を与えないこともあり、ダラダラと通わせて悪化させることもあります。

(↑調整時に「ガシャン!!」というトムソンテーブル独特の機械音がするので、人によっては音で恐怖感を覚えるかもしれませんが)

アジャスト(調整)スピードが遅くても患者の体に負担をかけますので筋力や瞬発力も必要です。

開発者のクレイ・トムソンのアジャストスピードはかなり速かったらしく、その速さと正確な分析力が伴っていなければ、本来の結果は出せない大変難しいテクニックです。


マイナーでメジャーな?上部頸椎カイロ


アジャストスピードで言えば、Dのホールインワン・テクニックもスピードが命のテクニックと言われています。

こちらは、カイロプラクティックの発展者といわれるB.J.パーマー(D.D.パーマーの息子)が開発したテクニックです。

彼は、サブラクセイション(椎骨のズレなどによる神経伝達障害)には、メジャー(根本原因の箇所)マイナー(二次的・補正的箇所)があり、メジャー・サブラクセイションは上部頸椎に存在する確率が高いと結論付けました。

人間に本来備わっている自己(自然)治癒力は、脳からの命令によって各神経に伝わり発揮されます。

脳からの命令の一番出口である上部頸椎で邪魔が入ると、そこより下に命令が上手く伝わらず治癒力も発揮できなくなります。そして不調を補うために二次的に他の所も歪めていくという悪循環に陥ります。

上部頸椎を整えることで、脳からの命令がスムーズに伝わり、他の部分を矯正しなくても自然に正しい位置に収まっていく…という理論です。

脊柱全体を診るフルスパインカイロプラクティックと違い、スペシフィックカイロプラクティックと呼ばれ、調整するのは頭のすぐ下のアトラス(第一頸椎)のみ、もしくはアトラス(第一頸椎)とアキシャス(第二頸椎)です。


アトラスとは、ギリシャ神話に登場する神の名前です。

アトラスは、ゼウス率いるオリンポスの神々との戦いに敗れたティターンという巨神族の一員でしたが大変な力持ちだった事から、普通の罰ではなく天空を永遠に支え続けるというスペシャルな罰を与えられた、ちょっと気の毒な人(神)です。

その姿から、重たい頭を懸命に支える首の一番上の骨の名称になったようです。



ホールインワンテクニックからすそ野が広がり、NUCCA(ヌカ)、グロスティック、ケールニーチェスト、アトラスオーソゴナル、ブレアーなど、様々な上部頸椎カイロのテクニックが生まれました。

検査は問診、触診、姿勢分析、重心・足圧測定、皮膚温度測定、手足の長短測定、椎骨の可動域測定など入念に行います。

治療はシンプルで、頭の部分がドロップするベッドに横向きに寝て、アトラスにチョップ?をかけて、そのまま1時間ほど休んで安定させます。休む時間はもっと長いほうが安定するとも言われていますが、治療院の都合や方針により差があります。

難易度は高いけれど、上手に調整が出来れば体に余計な負担をかけずに驚くほどの効果をもたらします。

一般的には認知度が低いという意味ではマイナーですが、ある意味メジャーな?テクニックです。

基本的に素手で矯正しますが、アトラス・オーソゴナルは専用の機器を使います。
骨が動く様子まで分かる動画をUPしてる方がいましたのでご覧ください↓




病みつきになる?アクティベーター・メソッド


アクティベーター・メソッドは、小型のバネ式の加圧器具を使って、一瞬の振動刺激で調整するテクニックです。

この画像ほどのチビッコに使用することはあまり無いようですが、体力のない人にも使える優しい矯正です。

たまたま凝っている所に「ドシュッ」と当てられると気持ちよくて病みつきになりそうな?テクニックです。

ちなみに、アクティベーターが狙うマトは「凝っている所」でも「骨」でもありません。筋肉や腱、靭帯、関節などに分布している「固有受容器」です。

固有受容器とは、筋肉や関節などを動かすときに、その強さ、角度、速さなど、様々な情報を感じ取る「体の深部センサー」です。

人間の体は何かアクションを起こすときに、そのセンサーで感じ取った情報を神経を介して脳に伝え、脳がその情報を分析して、また筋肉まで脳の命令を伝える…という綿密なやりとりをしています。

このセンサーの働きが滞っている箇所を分析し、瞬間的に刺激を与えることで、神経機能を回復させるのがカイロプラクティックであり、手で行うよりも局所的に速いスピードで調整できるのが、アクティベーターです。


ホールインワンとアクティベーターを受けた感想


当サイト管理人は、上部頸椎カイロ(ホールインワン)と、アクティベーターの治療を初めて受けた当日、頭がポワ〜ンとして、帰宅後は泥のように眠り、翌日は治療で触ってもいない右足や腰が痛みました。

それは「好転反応」というものだったようで、2〜3日後には痛みは治まりました。

驚いたのは、その1回の治療で長年苦しんでいた右肩の肩こりが、嘘のように消えてしまったことでした。

それまでストレッチや、塗り薬、湿布、マッサージ、整体、電気治療など色々試したけれど、気持ちがいいのはその場だけで、翌日にはまた肩が凝っていたのですが、上部頸椎を整えただけで、しつこい肩こりが解消されたのには感動しました。

ディバーシファイド、ガンステッド、トムソンも受けた事がありますが、自分には合わないとハッキリ分かったので早々に止めました。(上手な先生に出会えなかったというのもありますが)

ちなみに、これらのテクニックは、どちらかというと対症療法的な要素が強く「そもそも、なぜ体が歪むのか」という根本原因まで突き詰めているテクニックではありません。

案の定、私の肩こりも上部頸椎カイロで一時的に解消したものの、しばらくするとまたじわじわと凝るようになりました。

カイロプラクティックのテクニックの中でも、根本の原因まで追究しているのは、SOT(仙骨後頭骨テクニック)アプライドキネシオロジーではないかと思います。

SOTを受け始めてからは、以前のような「銃で撃ちぬいてくれ!!」と思いたくなるような酷い肩こりに悩まされることはなくなりました。私の肩こりの原因は腰にあったようです。

カイロが危険かどうかは施術者の腕による…がそれだけではない

外科や整形外科はカイロプラクティックより信頼できるのか?

 

カイロプラクティックなどの手技療法に限らず、大病院の医療現場でも事故は沢山起こっています。

 

誤診や手術ミスだけでなく、カルテの記入ミス、連絡ミス、薬の取り違えや分量間違い、ひどい所になると患者を取り違えたりもしています。

 

医療ミスの報道は後を絶ちません。

 

現場の人間の意識の低さや、ミスを誘うような職場環境に問題があるのでしょう。

 

多くの医療関係者の方々は、日ごろから緊張感を持って仕事に取り組んでいると思いますが、人間ですから、自身が体調が悪かったり、何かに気を取られてミスをしてしまう事もあるかもしれません。

 

 

カイロプラクティックやその他の手技療法も同じで、ほとんどの施術者は真剣に治療をしているはずですが、100%ミスがないとは言い切れません。未熟な施術者や「熟練しているつもり」の施術者に当たると、危険性は増します。

 

大病院でも個人の治療院でも、患者は常に目を光らせていなければなりません。

 

【会話録音はもはや常識?】治療をスムーズに効率よく進めるために用意するもの3選
のページにも書いていますが、整体やカイロプラクティックに行くときはボイスレコーダービデオカメラなどを持参したほうがよいかもしれません。

 

 

カイロについての行政の通達は医師のレポートが元になっている

 

カイロプラクティックで特に問題になっている、頚椎(首)を急激に回転させるスラスト法などについては、平成3年に当時の厚生省が各都道府県に対して、「医業類似行為に対する取扱いについて」という表題で通達をだしています。

 

 

この通達の指導内容は、厚生省が東京医科大学の三浦教授ら数名の整形外科医に作成させた「三浦レポート」をもとに定められました。

 

カイロプラクティックの専門家を一人も入れずに、ただでさえ手技療法に懐疑的な医師のみで作成された(しかも作られたのが25年以上前)というのは、いささか疑問が残りますが、病院と同じで未熟な施術者に当たれば危険な事は確かです。

 

結局のところ同レポートでも、カイロプラクティックは施術者の腕によって絶大な効果があったりなかったりするので、何とも結論づけにくかったようです。

 

「カイロプラクティックの医学的効果についての科学的評価は未だ定まっておらず、今後とも検討が必要」という結論だったようですが、一部の悪質な治療院の被害が報告されているため、とりあえず通達を出さざるを得なかった…というような印象です。

 

 

根本原因まで追究しないカイロテクニックは対症療法の要素が強い

 

個人的な見解としては、スラスト法でも、安全に正確に矯正する治療家は大勢います。

 

医学部に負けず劣らず猛勉強をして臨床経験を積んだり、師匠の元で長年修行して技術を身につけている人もいます。

 

かと思えば、ロクに勉強せずに開業する強者もいたり、海外でD.C.(ドクター・オブ・カイロプラクティック)の称号まで取得しているのに間違った治療をする施術者もいます。

 

こればかりは病院と同じで、現場の人間によるとしか言いようがありません。

 

ただ、治療の観点からみると、頸椎を捻ったり背中をポキッと鳴らすような矯正は、どちらかというと対症療法に近いものがあり「危険」とは言い切れないまでも「長い目で見ると効果的な手法ではない」ということは言えます。

 

トムソンアクティベーターホールインワンもそうですが、根本原因まで追究していないので、せっかく矯正しても筋肉の癖に引っ張られてすぐに元に戻ってしまうのです。

 

なぜ筋肉がそう動いてしまうのか、その原因は何か、またその原因の原因は?と時間を遡るように追及し、全身のバランスを整えながら調整するSOTのようなテクニックのほうが、確実に不調を取り除いていけます。

 

 

テクニックが患者に合うかどうかでも安全性が左右される

 

ディバーシファイドやガンステッドなどの強い矯正は「やってもらった感」はありますが、同時に患者の体力を相当奪います。

 

したがって、体力がある人は効果を感じやすいのですが、弱っている人が受けると、回復するための体力まで治療で使い果たしてしまい、逆効果になります。(自分がそうでした)

 

体力の乏しい人ほど、体に優しい治療を選ばなければなりません。

 

↑これは、手技療法に限らず現代医療にも言える事です。弱っている患者に強い薬などを使うと命取りになります。患者の体力を見極め、それに見合った治療を施す事は何より重要なことです。

 

どんなに優秀に見える医者や治療家でも、患者の体の声を聴くことができなければ、良い結果をもたらす事はできません。

 

たとえ患者自身が望んだとしても、弱っている体に強い矯正を行う施術者は一流とは言えないでしょう。

 

患者側も、自分の体の声に耳を傾け今の自分に合う治療を選ぶようにしましょう。

 

 

 

SOTのクラニアル(頭蓋骨)やオステオパシーのように、高度な治療になればなるほど、「これが治療?」と物足りなく思うほど、体に優しいソフトな矯正になっていきます。

 

なぜ、軽く触れるだけのような治療で効果があるのかというと、
「今、体が一番調整してほしい場所」
を、独自の指標で読み取ることができるからです。

 

他のテクニックにはこの指標がありませんので、施術者の判断で調整箇所を決めます。

 

見当違いの箇所を強い力で矯正しても、体(脳)は「バランスが崩れた」と認識して元の状態に戻ろうとしますので、根本解決にならないのです。

 

 

体力に自信の無い人がカイロプラクティックを受ける場合は、

 

●SOT(仙骨後頭骨テクニック)
●アクティベーター
●ホールインワン

 

あたりをオススメします。これらのテクニックはそれほど患者の体力は奪いません。

 

※アプライドキネシオロジーも体力は奪いませんが、こちらは主に精神面からアプローチするテクニックですので、構造的問題を解決するには、単体で利用するのではなく他のテクニックと組み合わせた方が効果があると思います。

 

 

 

体に優しいテクニックでも治療院選びは慎重を要します。

 

特にSOTは奥が深く難しいテクニックですので、正しく理解して使いこなしている人は極めて少なく、三角ブロックを使った真似事をしているだけの治療院も多く存在します。

 

そのような治療院に限って宣伝も派手で目につきやすいので、事前のリサーチを怠らないようにしましょう。

 

 

 

 

SOTについては下記↓のページもご参照ください。
原因をあぶりだして根本治療する仙骨後頭骨テクニック
【静かなるドン?脳脊髄液】あらゆる病を改善に導くSOT

 

体力と回復力については↓のページもご参照ください。
【慢性疾患はじっくり治す】体はどのように回復するのか
体の回復力を高めるために絶対に外せない3つの必須項目
【回復力の差は体力の差!!】胃腸が弱い人が体力をつけるには栄養剤より滋養強壮剤?

 

 

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